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蕎麦屋訪問 両国 江戸蕎麦 ほそ川 9月20日(火)
ここ両国で開店されてから、1年半くらいとのお話。もう、ほそ川さんが、
前どこで営業されておられたのかは、有名なお話なので省かさせていただきます。
開店と同時に、話題になって、入れない話があって、少し落ち着くのを待っておりました。
珍しく、夕方から雨で、この日は、茨城のゴルフの帰りでした。茨城で目当ての蕎麦屋が
あったのですが、連れの用事があってすぐに帰る羽目になり、送りついでに
ほそ川さんを思い出した。
連休明けの火曜で雨、これは空いてるだろうとの魂胆でした。
待合と喫煙を兼ねた、贅沢なスペースがある。喫煙を兼ねたと言うのは、
お客が時々、ふっと消えるので多分そうだろうなと思った次第です。
門構えは、敷居の高い料亭です。ただ、客席が、ガラス素通しになっているので、
やや安心して暖簾をくぐれます。基本的には、客を選ぶコンセプトがはっきり出ています。
有名料亭、高級レストランではこの手法はごく普通です。
これは、柏の竹やぶが先鞭で、手打ち蕎麦の上位コンセプトに違いないのです。
親近感、大衆性とは、対極をなすものです。
その心理的な壁を作って勝負するのは、大変な努力と才能が、必要なんだろうと思います。
さて、蒸篭です。「茨城です」と、花番さんがお持ちいただいたものを見て、
丁度良い細打ちの、想像した以上の美しいお蕎麦でありました。
ふっ、と香り立つ、十割の、自信に満ちています。含むと、触感は、滑らかで、歯触りは、
十割だぞ、と言う主張は、控えめであります。文句なく、美味しいです。
茹で、水洗い、しめの丁寧さが想像できました。
山深い井戸水があれば、一枚は水蕎麦で頂きたかったですね。
江戸蕎麦を標榜されているご主人の、粋は、多分、その抑え気味、隠し気味の
下味のごときものかな、と、勝手に解釈しました。
それに比して、田舎の堂々たる太打ち。僕は、元来このくらいの太さのものに
かなり抵抗があって、正直好きではないのです。太打ちにありがちな固さだけが
突出して、色気が無いのが嫌なのです。
心配は、無かったですね。食べると、触感もよく、程よい歯ごたえで、するすると、
喉に入りました。
味わい深い、そんな田舎でした。
しかし、やはり蒸篭が良かったです。
ただ、いづれにしても、ここまでの蕎麦は、まず玄蕎麦自体が良いものでないと、
完成度が高くならないでしょう。そして、ここ何年か、蕎麦の保管技術、石臼挽き機械技術の
精度が高くはなりましたけど、これらのすべてがうまく機能しないと厳しいと思います。
もちろん打ち手の考え方が、最終の答えを出します。
つゆは、バランスが取れていて、
これはお蕎麦との相性がよかったですね。
そば湯は、もう、とろとろで、風味が良くて、ブレンドに工夫があるような気がします。
酒肴も見たところ、江戸蕎麦のコンセプトがありそうです。
蕎麦屋酒は、少し気合が入りそうです。
*器がシンプルで、品があって、その中で蒸篭の良い姿がありました。
*太打ちの田舎。これも十割です。
*ウエイティングルーム。贅沢で、華やかな空間。
江戸蕎麦 ほそ川 東京都墨田区亀沢1−6−5 03-3626ー1125
営業時間 12:00〜15:00
17:00〜18:00
定休日 月曜
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