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ルフトヴァッフェのフィギュア・キット・リスト-1

はじめに

 2004年に、1/48Fw190A−8ダール機をアップしその際、お友達の降下猟兵さんにダール大佐のフィギュアをこさえてもらいました。同じノリでイージーゴーイングにJG54の顔役、トラウトロフト大佐機をtくろうと目論んだら、トラウトロフトの出来合キットって無かったんです。そこで1/48を中心に、ルフトヴァッフェのエクスペルテンのフィギュアは一体既製品で誰が出ているのか、少し調べて見ました。引き続きアンノウン・パイロットとグラウンド・クルーセットもリスト化してみようと思います。飛行機キット付属のフィギュアはこの先にいずれまた…。

1.MAUVE: ACES OF THE LUFTWAFFE 1/48

 1994年に神戸のアクセル・ワークからMAUVE ブランドで発売されたもの。当時はプライザー始め、パイロット&グラウンドクルーセットはあったものの、特定のエクスペルテンのキットはまたアイリスなどでも出ていなかったように思います。ソフト・メタル製で、バルクホルン、グラーフ、マルセイユ、メルダース、ノボトニーが選ばれており、ナンバー1エースのハルトマン、ルフトヴァッフェと言えば、のガランドが選外なのが珍しい。そのせいで、ノヴォトニーでなくトラウトロフトも入っていたように錯覚していました。
 今から見れば、顔の造形の至らなさやポーズのぎこちなさ、デティールの甘さなど、まんま使うにはためらわれる水準ですが、当時はあまたのレジンやバQの飛行機キット同様、大メーカーのマスプロダクトでは望めないジャンルを開拓してくれたという事実に於いて、ルフトヴァッフェ・マニアに夢をもたらしてくれたものでした。お値段は2200円。私は不遜にもどっかのバーゲンで1980円で買ってます。今でも色褪せないのは、MAUVEやそれ以前のトライマスター社製ルフトヴァッフェ機キットの助言者でもあった、為則通洋氏の手になるパッケージ・アートでしょうか。
上:為則通洋氏によるパッケージ・アート(クリックすると大きな画像にリンクします)。航空ファン誌連載コラム「僕のフライング・フィールド」等でお馴染み(だった)氏の絵のセンスは抜群でした。本職の絵描きやイラストレーターでは無いんですが、カートゥーン系と水彩スケッチ風の双方のタッチを使い分けておられ、このパッケージのエクスペルテンは、コラム連載時のジュリー・ロンドン(氏の愛聴する女性歌手)なんかのイラストに通じるタッチです。
一番上・マルセイユ、左・メルダース、右・バルクホルン、中央・ノボトニー、下左・グラーフ。
上:ゲルハルト・バルクホルン。ルフトヴァッフェにおいて、ハルトマンに続く撃墜機数第2位、300機クラブに所属するたった二人のうちの一人ですが、機体や人物の人気は、ガランドやマルセイユには及びません。ですから私の知る範囲では、唯一の1/48キット。でも似てるか?といえば、やはり似てないなあ。

上:ヘルマン・グラーフ。これだけ発売当初に塗装しました。ターヘなのはお許しを。ドラゴン・オリジナル(出自はトライマスター社製)のFw190A-5/Special(グラーフの赤いチューリップ付き高々度対応機)キットを素組でつくったので、それに添えたものです。上の作例の塗装がまずいので分かりにくいでしょうが、グラーフは結構似てます。とはいえ降下猟兵氏がmannbuu氏とのコラボでスクラッチしたグラーフや、CMK社製の既製品にはもはや及ばすの池。
上:マルセイユ。いまはアイリスから2種出ているので御用済みでしょうね。
上:メルダース。ジッパー付きジャンパーを選んでいるのは憎い選択ですが、デティールがつぶれてトホホ。ガランドと並ぶ立て役者で、しかもゲルマン風ハンサムのメルダースですが、1/48フィギュアではやはりこれ以外には無いのでは?ただ、降下猟兵氏によれば、メタルの首だけチョンパして、プラの胴体に埋め込もうとしてもうまくいかない由。残念。
上・ノヴォトニー。かれも悲劇の若きヒーローとして、エクスペルテンの中では人気があるはずなんですが、このキット以降は出ていないと思います。コート姿はJG54から本土へ配置転換された頃、JGr50などの見学に行った頃のものか?