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概要
エントリーナンバー 011(2002年9月30日) コース Aコース お名前 宮前 (宮前さんのサイト:ハードな冒険) スケール 1/72 機種名称 ゴータ19803V-1 使用キット 胴体:ドラゴンTa152、アカデミーFw190D/主翼:イタレリJu86、ドラゴンTa152、アカデミーJu87D / コックピット:操縦桿とシート=ドラゴンAr234 /キャノピ:イタレリFw190D ペラ:アカデミー1/48ライトニング / スピナー:ハセガワ1/48Fw190 ほか。 その他使用した素材 PCチューブ、真ちゅうパイプ、プラ板 ほか その他特記事項 ペラの回転方向間違えた・・・
はじめに
補機まで含めて重量5トンといううそんこおばかさん航空エンジンBMW803THZAを積み、長距離を超高空侵攻するためにでっち上げられたスタイルを笑ってあげてください。
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架空開発史
アメリカを高高度侵攻爆撃するにあたって、戦訓から、護衛戦闘機の開発も避けて通ることはできないという判断のもとに、1941年にRLMがアメリカ侵攻駆逐機「ツェルステラーH」としてプラハ航空研究所に設計を要求した結果産みだされた機体と信じられている。Goというからには製造はゴータが行なう予定であったのだろう。
1943年2月に護衛する爆撃機の計画が中止された後もなぜか開発は順調に続き、初飛行は1944年8月。その後の試験で高度14,056メートルにおいて、最大速度697キロを記録。その高度での巡航速度は602キロであったといわれる。V-1は数十回のテスト飛行の後、テストパイロットが余興でやったと思われる高速スナップロールの際空中分解し、さらに、追い討ちをかけるようにもっと効率のよいDo335が登場したため、計画は放棄された。試作された残りの機体は苦労してFw190に再生された。
胴体はFw190のものをできうるかぎり流用することという指示に加えて、エンジンには液冷四列星形28気筒のBMW803の後部に補機及び3個の過給器を駆動するためだけの一列7気筒を追加し、高空性能をさらに向上させた重量5トンにもなる五列35気筒BMW803THZAを指定されたので恐ろしくノーズへビーになり、対策として推力線には思いきったアップスラストを、また胴体後部はFw190Dに見られるような方法で気持悪いほど延長し、内部には巨大な燃料タンク類を設け、これまた延長された水平安定板は取り付け角を思いきり機首上げとしている。垂直安定板も強引に増積されている。
主翼はユンカース系の思いきって大きいスパンの単桁テーパー翼で、主脚収容部後ろに排気の一部によって加圧される各2,200リッターの防漏式燃料タンクを持つ。操縦桿は巨大な翼面のためにコラム式である。操舵力までエンジン排気によってバックアップされている点は興味深い。キャノピが横開きなのは与圧の関係である。二重反転プロペラのため胴体に武装はない。武装にMG151/20×6が選ばれたのは、この機体が活動する高度12,000メートル付近では敵味方とも激しい機動ができないため1発あたりの破壊力より高初速の弾道特性のよい武装の方が有利と考えられたからである。ちなみに、高度8,000メートル以下での空戦は禁止されることになっていた。
主脚は二つ折りになって収容される。タイヤは重量と燃料スペース対策から小型のものが選ばれ、離陸時の重量24トンを支えきれないためその下に投下式の大低圧タイヤを履いて離陸する。これは先の小さなタイヤと接触しているので小さなタイヤのブレーキをそのまま利用できるようになっている。胴体中央部には離陸時にできるだけ尾部を持ち上げるために、これも投下式の離陸用尾輪が付く。
エンジンのコントロールは前2列と中2列が完全に別々のコマンドゲレートで管制され、パイロットは双発機のように二本のスロットルレバーによってトルクを調整することができる。なお、常時定速回転する後ろ1列によって駆動される過給器は全高度にわたって全力で加給するが、加給圧は各インテークマニホールドの逃がし弁によって自動的に最適に保たれる。後一列が停止した場合に備えて、それぞれのエンジンからもクラッチによってかろうじてそれぞれの過給器を回すことができるが、当然出力は落ちてしまう。排気は燃料タンクの加圧や暖房などに利用され、残りは機首下面から集中して排出され、機首から取り入れた冷却空気の吸出しに利用される。着陸時は燃料を消費してさらにノーズへビーになっているため、エンジンをふかしながらできる限り頭上げ状態にして失速ぎりぎりで降りなければならないというスリルのあるものであった。
胴体後部に900リッタードロップタンク1個と300リッター2 個をぶら下げた姿から、実験部隊の整備関係者はこの飛行機に「ホーデンフォーゲル(き○たま鳥)」というニックネームを付けた。なお、この燃料で果たしてアメリカまでゆけたかどうかは、確認されていない。
製作上のポイント
キャノピは可動。 脚は引っ込みます。仕上げが雑なのは性格で、どうしようもありません。
参考資料
「航空ピストンエンジン」:ビル・ガンストン/川村忠男 訳/グランプリ出版、
「航空機メカニカルガイド1903-1945」:国江隆夫/新紀元社
「はるとまんのHOBBY ROOM」:webサイト
あと海外のドイツ機サイト。
