
いや、とても楽しいイベントでした。しかし若干の反省点は有り。別に日本人は失敗から学ぶことが下手だから、なんて気の効いたことを考えている訳じゃないですけどね(^。^) 終盤皆様にいくつかご指摘をいただいたので、次回(んなもの有るのか?)ないし他のウェブコン主催者の方、他山の石としていただければ幸いです。
1)投票制は予定外でした
実はぎりぎりまで、得票数をカウントするのは無意味である。フェイコンは、コンテストなんていっても、実際IPMSのようなレギュレーションのある、きちっとした催しでは無いぞ、コンテストの名を借りたイベント=遊び、だったはずなんですよね。
もちろん、私は権威制の正反対でありたいから、私、もしくは他の方が審査員になる、などという馬鹿げた考えは一切ありませんでしたし(アンリミ杯は別よ、ワンアンドオンリーの神谷杯ですんで)。
しかし、射幸心を煽るというところまではいかずとも、結果を互いに楽しむ装置としての<賞>および、参加へのワンプッシュのための<賞品制度>を導入、この配分のためにやむなく採用せざるを得なかったのが、<投票制度>な訳です。
賞品は、私が勝手に配分してしまえば、こんな簡単なことは無いですが、いらないモノを貰っても、提供していただいた方には誠に失礼な話になってしまう。なるべく希望に近いアイテムが渡るようにしたい。
ですから窮余の策として、結果、投票制度に頼ってしまった訳です。「最後に日和った」とあるのは、そのことね。ですから、その件に関しては、参加した皆様、誤解しないでね。フェイコンのファイルを順番に読んでいただければ、私の逡巡は理解いただけると信じています。2)賞と賞品はどう位置付けたか
最初から賞品無しのストイックなイベントにしてしまえば、この問題は起きませんでした。そうであれば、一見コンテスト風の衣は不要な訳です。だって、そもそもコンテストじゃないんだもんね。
ただし、実際企画が成り立つのか。この多数の皆様の参加は担保できたか?ほら、忘年会でも結局ビンゴが一番受けたりするじゃないですか(^_^) 主催者としては、興業を行うためには、採算性の担保は、恐くて手放せなかったというところが本音であります。こういうのは正論とか理屈の地平じゃないんですよ。
ただし、今後の賞品問題ですが、。相互依存するからこそ、提供者/受賞者ともども礼儀が要りようになってくるんですが、さりとてスポンサーをメーカーに求めるのも難しいし、ひも付きになっちゃうしねえ。ストイックに「飴無し」でも成立しますでしょうか? これだけウェブコンが、はやってきたなら、イメージがつかめない故のハードルの高さは無いでしょうから、大丈夫かもね。3)投票の具体的方法論について(自薦の是非・点数など)
とはいえ、投票はやはり抵抗感がありますわね。自分への投票権の有無ないしは是非、3点という持ち点の多寡、これについてはかつて自分も悩んだ経験があるにもかかわらず、正直言って拙速であったことは十分反省したいと思います。前日まで投票制度を回避すべく考えていたので、いざ投票制度に移行した際、検証が全く不足しておりました。4)参加者自身の投票権の是非・有無
投票制度の運用上、ウェブコンなんてはっきり言ってそんなに大人数の参加、閲読がある訳じゃないので、参加者を除外にすると、投票者が極端に減ってしまう、という危惧があったのです。これも実施前の仮想シミュレーション。実は結果としては、参加者を別にしても30名以上の方に投票いただいたので、ある意味杞憂に終わった訳なんですが。ただ、これも実は漫然とふんぞりかえっていた訳では決して無く、非礼を省みず、私の狭い知己の方々に頭を下げてお願いした結果であり、ご迷惑に思った方もいらっしゃったと思います。
一方、参加者の中には、「ええ、なんで俺が投票できないの?そんなの面白くないじゃん、そんな差別しないでくれ、ぜひ参加したい!」。という意見も当然あると思います。私個人は、参加者は自信があるなら、自薦が当然と思うのですが(それを恥ずかしいという意識は、日本的奥ゆかしさとも言えるし、遠慮とも言えます)、明文化されていないのは、投票者に負荷を強いる結果になってしまいました。
今後へのヒントとして、単純投票制を行う場合、主催者の判断で(好き嫌いで)、自薦の可否を最初から決めてしまえば良いかどうかですが、参加者は投票禁止にするか、あるいは、自作には自動的に3点加算し、あと3点を他薦に使うとか(結果はか嵩あげと同じですが、プロセスは違う)。 票数は参加作品数次第ですが、今回のような訳1/5(Aコース16作で3点)ではいささか選択が厳しいので、参加数の1/4から1/3程度の持ち点のほうが良いかもしれません。また、1番に3点、2番に2点、3番に1点、という絶対点数評価でも良いかも。5)言い訳(;_;)
とはいえ、主催者としては、(最後に変更されたとは言え)ルールは定めたんだから、やっている最中はそれには則ってほしいよ、悪法も法なり、が本音ではありました(^_^;) 途中でレールは広軌から狭軌に変更はできないんです。6)結論
投票制度は、
1 私自身本意でなかった、
2 しかもルールとして煮詰まっていなかった
という訳で、参加者の方の投票については、強要をしませんでした。ただし結果的に全員投票して下さった。
申し訳無し。
7)この問題の事後の有効活用について
フェイコンは、はっきり言って次回は考えていません。白紙です。ですから、私が反省材料に活かせるかどうかは不明ですが、これからウェブコンを開催される、開催中の主催者の方、投票制度の是非、採用した場合の方法論については、フェイコンを他山の石として、再度検討なさることも有りかなあ、と思います。個人的には、人気投票でも単純な票数じゃなく、フェイコンの当初案の、アイデア賞での投票、仕上がり賞での投票などといった「テーマ別・コース別 投票制」が良いと思うんです。ウェブの限界で、その作品の生で見た雰囲気や、細部工作などは全く判断できませんので、IPMSのような(JMCもまあそうですが)技術コンテストでは絶対無いため、ウェブならでこその観点(CG合成とか、写真の撮り方とか)もフォーカスしないと、楽しさが半減しちゃいますね。
8)それとは別に、、、
外様彼方杯、すわわち五式戦にダイムラーベンツDB605を積み替えるという、ワンメイク・コースでしたが、やはりレギュレーションのナローさがハードルと成り、参加者希望者はあれど完成作無し、とうことで、発案者の外様氏には大変面目ない結果となってしまいました。ごめんなさいねえ。主催者の力量不足でした。2002年10月30日・11月17日追補 ●